おかしい事を「おかしい」と言える勇気
例えば、残業代が支給されない。
例えば、使える人材になれという異常な圧力。
例えば、上司から暴言を吐かれる。
絶対におかしい事なのに、
「もっとブラックな会社もあるからココはまだマシだ」
「人手不足だから仕方がない」
「自分がミスをしたからいけないんだ」
って、おかしいことから目を背けようとする。
これが普通なんじゃないかとすら思い始める。全ては自分に問題あるからいけないんだと決めつける。
そのほうが楽だから。「おかいし現状」から打破するのはそう簡単な事じゃないから。自分が「おかしい」と声をあげれば周りから叩かれるかもしれないし、無言で去るにしても自分の生活に支障をきたす。そんなリスクは誰も背負いたくない。
だから、おかしいことに気づかないフリをしたり、おかしいことを受け入れようとする。
そして
気づいた頃には死んでいるかもしれない。
心の病気になっているかもしれない。
おかしいことを無理に受け入れる努力よりも、現状を変えるための努力をしたほうが楽なことに気づいてほしい。
おかしいことに気づいて変えて行くべきなんだ。逃げることだって必要なんだ。自分の心を一番大切にすべきなんだと私は思う。